秋から冬にかけての大洗&那珂湊は近海で漁れるお魚も美味しく、牡蠣やカニなどこの時期ならではの味覚も頂けてオススメです。
ひたち海浜公園というと一面に広がる青いネモフィラを思い浮かべる人が多いかもしれません。でも10月から2月までの秋から冬の時期でも、ジニア、コスモス、コキア、ばら、ハマギク、イソギク、アイスチューリップ(12下旬〜1月上旬)、蝋梅(12月下旬〜1月下旬)、梅とどの時期に行っても花が楽しめるんです。
花以外にも広大な園内には、バーベキュー場やサイクリングコース、アスレチックやディスクゴルフコースなどがあり、更に大観覧車をはじめとする乗り物も楽しめ、1日あっても遊びきれないほどの充実ぶり。
芝生広場もあるので、走り回ったり、お弁当を持って出かけたり、楽しみ方は無限大です。
料金も国営なので450円(ネモフィラとコキアの時期をのぞく)というお財布に優しい価格で利用できるのも嬉しいですね。
そして是非お泊まりいただきたいのが大洗ホテル。こちらのバイキングが超豪華で秀逸なのです。
1日目
今回は往復は特急を使い、現地は車で回ることにしました。
レンタカーを借りたら、早速那珂湊おさかな市場に向かいます。こちらは公共の交通機関で来ることもできます。
那珂湊おさかな市場
新鮮で質の良い旬のお魚がとても安く販売され、大きな魚を購入して両手に抱えて歩いている方を何人も目撃。
その場でいただける大好きな生牡蠣は新鮮でプリプリして美味しい♪
そして30分ほど並んで入れた海鮮丸さん。炙りネタも入った海鮮丼はご覧の通りゴージャスな出立ちで登場!
生と炙りの新鮮な海の幸のパラダイスを堪能して大満足。
ここからはひたち海浜公園に向かいます。
ひたち海浜公園
今回伺ったのはコキアの紅葉真っ盛りの10月中旬です。
ぽこぽこした形がなんともキュートなコキア。広いみはらしの丘に広がる姿は圧巻です。
今回はちょうど真っ赤な色合いを楽しみましたが、紅葉する前の緑の時期、そして緑から少しずつ赤くなる過程の9月から10月上旬のグラデーションの時期も素敵で結構長く楽しめるんです。
コキアが大好きで、昨年もこちらに伺ったのですが、毎年コキアそれぞれの形が少しずつ違うのも毎年植え替えているからこその楽しみ。
そして今年はこんなとびきり可愛いデザートが登場。
丘に広がるコキアをイメージしたインスタ映えバッチリの苺とバニラのミックスソフトは見かけに負けず劣らずリッチな味わい。
さらにこの時期は、コキア以外にもコスモスやパンパスグラス、ソバの花などが楽しめます。
黄花コスモスから、濃淡ピンクのアンサンブルが楽しめるコスモスまであり、可憐な姿にうっとり。
こちらは力強く凛々しい姿のパンパスグラス。
他にも見どころ遊びどころ満載のひたち海浜公園ですが、閉園の時間が近づいてきてしまったので出口に向かいます。
NIGHT WAVE 海のイルミネーション in 大洗
大洗サンビーチでちょうどたった3日間のイルミネーションをしているというので立ち寄ってみました。
打ち返す波の音と、まるで青く発光しているように煌めきながら打ち寄せる波は幻想的で別世界のよう。
多様な波にイルミネーションの光が揺らめいて幾重にも変化し多彩な表情を見せてくれます。
キッチンカーなどのフードコーナーもあり、初日にはトークショーなどのイベントも行われていたようです。
大洗ホテル
海側の大きな和室のお部屋で窓からは一面海が広がる素晴らしい眺望。
到着は夜だったので、翌朝の窓からの写真です。
外房の少し荒い波の音が聞こえ自然の偉大な力を身近に感じることができます。
お食事はビュッフェなのですが山のものから海のものまで品数も多く豪華。そして常に会場内でシェフの方がオムレツや七輪で焼くお料理などをその場で料理していただけるので、作りたての味わいが楽しめます。
上記の写真以外にも、地産素材のお料理も含め沢山のお料理が並んでいます。
七輪で温める料理もサザエを含め3種類ほどあり、他にもトロットロの牛肉の入ったビーフシチューや柔らかいローストビーフが特に絶品。海鮮が充実していて、お寿司やお刺身、海鮮丼用に用意されたネギトロやイクラなども新鮮で脂ノリも良く美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいます。
そしてなんとカニも食べ放題なんです。
スイーツは写真を撮り忘れてしまいましたが、こちらも大変レベルの高いデザートの数々、可愛くトッピングされたケーキやお饅頭、ゼリーなどかなりの種類が用意されていて美味しくいただき大満足な夕食でした。
2日目
ホテルの部屋からは日の出でオレンジ色に染まる秋の空と雄大な海を眺めることができました。
神磯の鳥居
大洗ホテルのすぐ近くにある神磯の鳥居。
御祭神が降臨された岩礁を神磯と称し神聖な場所とされていて降臨の場所を表す大洗磯前神社の鳥居が立っています。
この神々しい姿は大磯のシンボルでもあり、特に波の荒い時期に日の出を背景に収めた写真は素晴らしく、全国から写真家が訪れているようです。
すぐ近くに本殿もあるのでお参りしましょう。
リフレクションビーチ(大洗サンビーチ)
車で少し走ったところにある大洗サンビーチ。
満潮から干潮に向かう時間、浜辺が海水で鏡のように反射する現象ができリフレクションした写真が撮れるので人気の場所です。全国でも有数の遠浅な海岸だからこそできる自然の現象です。
おすすめの時間帯はWEBでも紹介されていますが、その時間帯以外でも下記のような写真を撮ることができました。海と水たまりが離れてしまっていますが、潮の具合で繋がっている時が一番写真映えするのではないでしょうか。
身体が重くて高く飛べないのが残念。
かねふく めんたいパーク
明太子で有名なかねふくさんのめんたいパークです。
明太子の製造工場を見学することができ、子どもも楽しめるような明太子に関するクイズやパズルをできるタッチパネルも設置されています。お土産の販売もあり、クレーンゲームでは明太子ラスクや明太子チップスをとることが出来ます。
明太子ソフトは明太子の味がしっかり味わえるオススメの一品。
かなり大きな明太子おにぎりなども販売しており、こちらは買い求める方も多く人気の商品のようですよ。
大洗海鮮市場
すぐ近くの大洗海鮮市場に寄り、カニ汁をいただきます。
ご覧のようにカニ汁といっても汁は大量のカニに隠れて見えず。たっぷり身の入ったカニ爪の部分や胴体も入っており溢れんばかり。そしてその旨みがしっかり溶け込んだ汁もとにかく旨い。これがこちらの店ではなんと一杯400円で頂けたのだから驚きです。
アクアワールド茨城県大洗水族館
こちらはテーマ別に海のゾーンが分かれていて、イルカショー、イワシショーなど日に何回も鑑賞でき、オススメの水族館です。大洗観光の際は是非。
偕楽園
偕楽園は江戸時代水戸藩九代藩主徳川斉昭によって造園され、日本三名園の一つとされています。
梅の樹を数千本植えて国中の人々が楽しめる場になるように考えて作られたそうです。
好文亭と呼ばれる木造二階建ての建物は、斉昭が自らの別邸として藩内の人々と楽しむ場として自ら設計したそう。上の写真はその好文亭から見下ろした庭の風景です。
また偕楽園には孟宗竹という国内最大の竹が1000本以上植えられていて心安らぐ小道を作り出しています。
今回は梅の時期ではなかったのですが、2月中旬から3月にかけて、園内には約100種3000本もの梅が咲き競います。梅まつりも開催されるので是非伺ってみたいですね。
今回はこの後帰路につきました。
昨年に、公共の交通機関のみを使って大洗に訪れているので、そちらの記事も是非参考にしてみてください。前回は、水戸に立ち寄り、この時期ならではのあんこう鍋のコースもいただき紹介しています。